「49」はこれまで32人の選手が背負っている。これは背番号別で言えば最多。

クロマティ以降は「最強助っ人の活躍再び」と願ったのだろうか、現在のバルドナードまで16人と外国人選手が多くなっている。

 従って短い期間で変わる傾向が強く、これまで最も長くつけたのが左腕・柏田貴史の8年間だ。

 柏田は89年ドラフト外で八代工から入団。94年4月14日の横浜戦(横浜)で2番手で登板しプロ初勝利を挙げる。

 97年、メッツのキャンプに参加したところボビー・バレンタイン監督のオファーを受け、巨人を自由契約にする形で入団。3勝を挙げるが翌98年から巨人に復帰という異例の経歴を持っている。

 当初の番号は「84」「67」だったが、復帰後「49」をつけ、99、00年は50試合以上に登板するなど、中継ぎ、ワンポイントとして活躍した。

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