◆イースタン・リーグ ロッテ0―6巨人(31日・ロッテ)

 巨人の増田陸内野手(25)が31日、2軍降格後初アーチを放った。イースタン・ロッテ戦(ロッテ浦和)に途中出場。

8回1死の第2打席で、カウント2―2から西村の高めの直球を捉えて左中間へ運んだ。8月22日に降格後、5戦12打席目での一発を「取り組んでいることがちょっとはできているので合格点。内側からバットが出しながらだったので良かったのかな」と冷静に振り返った。

 今季は「第95代4番」を担うなど勝負強い打撃を見せていたが、8月は12試合で21打数2安打と調子を落とした。不調の原因を「ボール球に手を出すことが多かった」と反省。現在は狙い球を絞り、それを確実に仕留めることがテーマで、「同じような感じだったら使い物にならない。1軍に呼ばれた時には1打席目から『変わったな』と思わせられるように」。過程も重視しながら、結果を積み重ねていく。(小島 和之)

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