【巨人記録室】阿部巨人の戦いに異変…優勝した昨季とは真逆のデータ
甲子園最終戦を終えファンにあいさつに向かう阿部慎之助監督（右）（カメラ・中島　傑） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　阪神５―４巨人（３１日・甲子園）

　巨人は阪神戦に逆転負け。今年このカードは１試合を残して７勝１７敗と大きく負け越している。

阪神戦にシーズン１７敗以上は、７９、０３、０４年の１７敗、最多の１８敗を喫した２３年に次ぎ５度目だ。

　今回の甲子園３連戦は〇４―３、●２―３、●４―５。いずれも１点差で１勝２敗と負け越した。今年は８度あった阪神との３連戦で、勝ち越したのは２勝１敗だった５月２０～２２日（甲子園）の１度だけ。５２年のフランチャイズ（本拠地）制後、阪神との２連戦または３連戦でシーズンに７度の負け越しは初めて。

　これで今年は１点差試合に２１勝２５敗。優勝した昨年の２５勝２１敗とは逆の勝敗になった。特に阪神戦は昨年の７勝２敗から６勝８敗。今年このカードの１点差試合は、東京Ｄで●●●〇〇の２勝３敗。甲子園では５月まで〇〇〇だったのに、７月以降は●●●〇●●の１勝５敗と競り負けている。（阿部　大和）

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