◆パ・リーグ 西武1―4オリックス(31日・ベルーナD)
13安打12残塁、3戦連続の1得点でオリックス相手に同一カード3連敗。西口監督は試合後、「勝負強さがうちとの違い」と言葉を絞り出した。
打線は初回を除き毎回走者をためるも、5回2死一塁で外崎が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち返した1点のみにとどまり、7回以降はオリックスのリリーフ陣を打ち崩せず。1点を追う9回は2死一塁から四球と適時二塁打でさらに2点を追加したオリックスに対し、西武は2死一、二塁と好機は作るも無得点に終わり、「最後のところも、2死からも向こうはツーベース打って、フォアボールで(広げて)返されて。勝負強さという点が、やっぱり今のうちとの違い。長打が出ないのがうちの特徴。今までも、あと長打が出てくれればというところで、なかなか長打は出ないけれども単打は出る」と嘆いた。
自身初の2桁10勝を目指した先発・隅田は5回0/3を9安打2失点で降板し、「なんとしても勝ちたかった」とその後は山田、甲斐野、ウィンゲンターと勝ちパターン投手をつぎ込んだが、9回に守護神・平良がつかまり力尽きた。