◆パ・リーグ 西武1―4オリックス(31日・ベルーナドーム)
オリックスが接戦を制し、今季2度目のビジター5連勝を飾った。ビジターでの西武戦6連勝は、8連勝した1995年6~9月以来、30年ぶりの快挙となった。
先発・エスピノーザは5回2/3を11安打1失点、5奪三振の粘投で5勝目。打線は西川、麦谷に適時打が生まれるなど、13安打4得点で今季の西武戦勝ち越しを呼び込んだ。
岸田監督は「よく粘れたかな、と思います」と、勝率5割で締めた8月に一定の手応え。9月2日からの8連戦に向け「もっと大変になると思うけど、一戦一戦やるしかない」と引き締めた。
この日は、正二塁手の太田が欠場。ここまで90試合で打率3割をマークする右打者について、指揮官は「ずっと出ずっぱりですし、全体的に疲労がたまっているというところで、ケアの方にいきました。(次戦からは)大丈夫です」と説明した。
また、29日からのウエスタン・中日3連戦(ほっと神戸)では、右太もも裏の筋損傷で離脱中の森が実戦復帰。監督は「きょうもゲームに出て問題ないというところ」としつつ、「下(2軍)の意見と、トレーナーさんと、本人のあれ(状態)もありますから、そこ(1軍合流の時期)はまだ分かりません」と話すにとどめた。