◆JERA セ・リーグ 阪神5―4巨人(31日・甲子園

 巨人の中川皓太投手が、3番手で7回に登板するも1回27球を投げて、5安打4失点で敗戦投手となった。

 4―1の7回にマウンドへ。

先頭の小野に中前打。続く2人を連続で空振り三振に抑えたが、1番・近本に左翼線二塁打を打たれ二、三塁とされると、2番・中野の当たりを捕球しようと中堅手・オコエが突っ込んだがはじいてしまい二塁打に。2人がかえり同点に追いつかれた。

 さらに2死二塁から3番・森下に左越え三塁打。佐藤輝には右翼ポール際にエンタイトルツーベースを打たれ、この回一挙4失点となった。

 中川は「打たれ方的には入りだったり追い込んでからだったり、カウント的にもまだ全然余裕があるカウントだったんで。そこで打たれたというのはちょっとやっぱり不用意だったかなというのはあります」と語り「近本選手もそうですけど、ああいう場面で積極的に打ってくるというのはキシ(捕手・岸田)とも話してわかっていた。その中で勝負しにいって打たれましたけど、もうちょっと様子見ながら入ったりとか。中野選手のところだったら追い込んでいたのでまだまだボール球も使えましたし」と説明。「そういう意味ではこれだけ投げさせてもらってる自分はそういうところもできないといけない。ちょっとアウトを早く取りたいとか、そういう気持ちが自分の中であったのかなと。ああいう甘いところに投げてしまったのは本当にもったいない。

せっかくチームも逆転していい流れできていたんですけど、それを守れきれなかったのはすごく悔しいです」と振り返った。

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