巨人の森田駿哉投手(28)が3日のヤクルト戦(京セラD)で3勝目を目指して先発する。この日は京セラDでキャッチボールや短距離ダッシュなどをこなした左腕は「捕手もそうですし、コーチの方とも話しながら自分の中でも最善のものを出せるように準備はしてきたので、しっかりとやりたいと思います」と意気込んだ。

 前々回登板の8月20日のヤクルト戦(神宮)では4回1/3を6失点、前回8月27日の広島戦(マツダ)では4回1/3を3失点と、ともに5回持たずに降板し、連敗を喫している。「5回で打たれて大量失点が続いている。序盤、中盤とバッターに対して配球の面でも工夫しながらやりたい」と課題を口にした。

 ヤクルトへの雪辱を期すため、警戒するのはやはり4番・村上だ。復帰後29試合で14発とアーチ量産態勢に入っているツバメの主砲に対し「やっぱり一発があるバッターなので、何とかランナーをためずに、いない状況でしっかりと勝負できるようにしたい」。前を打つ打者の出塁を防ぎ、強打者を相手に厳しく攻めることをポイントに挙げた。

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