◆米マイナー3A シュガーランド―オクラホマシティー(2日、米テキサス州シュガーランド=コンステレーションフィールド)

 ドジャース佐々木朗希投手(23)が2日(日本時間3日)、傘下マイナー3Aのオクラホマシティー・コメッツで敵地のシュガーランド・スペースカウボーイズ戦に先発登板し、初回に2ランを2発被弾するなど5回4失点だった。

 初回に遊ゴロと三ゴロで2死としたが、3番打者に対しスプリットのすっぽ抜けで死球。

4番打者に対し初球の高め直球を右越えに2ランを打たれた。5番に対しては全て直球でストレートの四球。続く6番打者にも特大の2ランを被弾した。その直後、球場照明が点灯せず、1回裏2死で一時中断となった。

 中断後も続投し2回は先頭打者に安打を打たれたが、次打者を遊併打に打ち取り、3者凡退。3回以降は無安打で5回まで投げきった。

 5イニングで69球を投げてストライク42球。3安打4失点2四球1死球2奪三振で、リハビリ登板通算の防御率は7・07となった。直球の最速は96・9マイル(約155・9キロ)だった。

 ロバーツ監督はこの日のパイレーツ戦の試合前、佐々木について75球を目安と明かしていた。

 5月に右肩痛のため負傷者リスト(IL)に入り、メジャー復帰へ向けてリハビリを続けている。この日は中6日で4度目のマイナー登板となった。

リハビリ登板での被弾はこの試合が初めてだった。

 8月27日(同28日)の前回登板では、3回2/3で75球を投げ、5安打3失点、4奪三振2四球で敗戦投手になった。マイナー3度目の登板で初黒星。直球の最速は98・8マイル(約159・0キロ)で復帰後最速を記録したが防御率は7・00となり、メジャー昇格へアピールをすることはできなかった。

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