巨人の又木鉄平投手(26)が3日、背水の覚悟でプロ初勝利をつかむことを誓った。4日のヤクルト戦(岐阜)で先発する左腕は、京セラDでキャッチボールや短距離ダッシュで調整。
今季はここまで救援で3登板、先発は4回2失点だった8月9日のDeNA戦(横浜)以来、今季2度目となる。2軍で再調整中の田中将に代わって巡ってきた先発のチャンスに「バッターに向かっていく気持ちと、先発としてより多くイニングを投げられるように頑張りたい」と意気込む。慣れない地方球場、さらに当日は雨予報の厳しい条件にもなるが「プロに入ってからファームの方が多いのでグラウンド的にもすごい良いコンディションってところで投げてきていない。違和感もあんまりないのでいつも通りに」と語った。
岐阜を訪れるのは初めて。「(吉川)尚輝さんの地元。尚輝さんに打ってもらって、いっぱい守ってもらって、セカンドに打たせます」とご当地出身の先輩の攻守にわたる援護をおねだりした。