◇バレーボール 世界選手権 第8日(3日、タイ・バンコクほか)
16チームで争う決勝トーナメント(T)準々決勝が行われ、世界ランク4位の日本は、同8位のオランダと対戦。第1セットはアウトサイドヒッター(OH)石川真佑主将、OH佐藤淑乃、OH和田由紀子、セッター関菜々巳、ミドルブロッカー(MB)島村春世、MB宮部藍梨が先発した。
序盤から高さに勝る相手を攻めあぐね、3―8になったところで日本がタイムアウト。再開するとすぐに石川がアタックを決め流れを切った。その後、同点に追いつくとそこからは一進一退の攻防となったが、18―18から4連続得点されるなど、突き放され、最後は宮部のサーブがアウトなり、このセットを落とした。
第2セットは日本が最初の得点を挙げ、連続得点でスタートした。その後、同点に追いつかれるとお互い譲らない。サーブで崩しにかかる相手のボールを拾い、日本はラリーでつないでミスを誘う。7―10から8連続得点で突き放した。中盤じわじわ追い上げられたものの、途中から出場するOH北窓絢音がブロックを決め、島村も移動攻撃で得点を挙げるなど踏ん張り切り、最後は和田が決めて25―20でセットを取って、1―1の五分に戻した。
◆女子のバレーボール世界選手権 1952年に初開催され、日本は60年大会から参加し、準優勝。優勝は3度(62、67、74年)。3年ぶりの開催で、これまでは4年に1度行われてきたが、今年から隔年開催。32チームがA~Hの8組に分かれて、総当たりの1次リーグ(L)を行い、各組上位2チームがノックアウト方式で行われる決勝トーナメント(T)に進む。