◆JERAセ・リーグ 中日―阪神(3日・バンテリンドーム)

 中日の石川昂弥内野手が、自身22試合目で、今季1号ソロを放った。

 4―2の6回。

フルカウントから、阪神・伊藤将の131キロ高め変化球を完璧に捉えた。打球は大きな弧を描いて、左翼席中段に消えた。「少し前に出されましたが、なんとか対応できました。チームに貢献できてうれしいです」とスタンドの大歓声を背にダイヤモンドを一周。仲間の祝福に笑みがはじけた。

 石川昂は今季、開幕を1軍で迎えるも状態が上がらず、4月に抹消。5月31日に再昇格するも、6月17日に再び抹消され、2軍調整中だった。ウエスタン・リーグでは、直近7試合連続安打を記録し、直近5試合では打率4割7分1厘(17打数8安打)、4打点と状態を上げており、この日は、78日ぶりに1軍に昇格し、「7番・三塁」でスタメン出場した。

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