9月6日の中山6R・2歳新馬(ダート1200メートル=16頭立て)は、1番人気のアルデトップガン(牡2歳、美浦・田中剛厩舎、父ナダル)が強烈な末脚で差し切った。勝ち時計は1分12秒5(稍重)。
スタートひと息で中団を追走。早めに抜け出したイヌボウノアサヒが押し切るかと思われたところをメンバー最速36秒6の末脚で豪快に差し切った。菅原明良騎手は「頭が上がったり、所々で癖はあるけど、それでも強い勝ち方でした。心身が成長していけば楽しみ。距離はもっとあってもいいと思う。新馬からという気性ではなかったので、勝てて良かったです」と笑顔。田中剛調教師は「調教で乗っていて、いいストライドだと思っていた。キックバックを嫌がっていたので、うまく外に持ち出してくれたのが勝因ですね」と鞍上の好判断を口にした。
同馬は5月26日に行われた千葉サラブレッドセールで最高額の8000万円で取引されていた。