◆バレーボール女子 世界選手権(6日、タイ・バンコクほか)
準決勝で、15年ぶりのメダルを目指す世界ランク5位の日本は同4位のトルコと対戦。第1セットは石川真佑、対角に佐藤淑乃、セッター関菜々巳、対角に和田由紀子、ミドルブロッカー(MB)島村春世、宮部藍梨、リベロは小島満菜美が先発した。
1―1から島村が相手の攻撃をブロックし、勢いをもたらすと、クイックも決めた。和田のライトからのフェイントも決まって、16―12からは佐藤のバックアタックが火を噴いた。勢いを加速させると、石川のスパイク、リリーフサーバーのMB山田二千華のサービスエースも決まり、日本がサーブを起点に多彩な攻撃でトルコを圧倒し、第1セットを25―16で先取した。
トルコに勝って決勝に進出すれば銀メダルを獲得した1978年大会以来、47年ぶりとなる。主将の石川真佑(ノヴァーラ)は準決勝へ「自分たちは(点数を)取り切る力はあるので、自信を持ってやりたい」と意気込んでいる。