◆バレーボール女子 世界選手権(7日、タイ・バンコク)
3位決定戦で、4大会ぶりのメダルを目指す世界ランク5位の日本は同2位のブラジルと対戦。第1セット(S)を12―25で落とした日本は、第2Sも主将の石川真佑、対角に佐藤淑乃、セッター関菜々巳、対角に和田由紀子、ミドルブロッカー(MB)島村春世、宮部藍梨が先発した。
第2Sも日本は6―7から5連続失点を喫し、苦しい展開からスタート。5点ビハインドの場面で日本のフェルハト・アクバシュ監督が重い流れを断ち切るべく動き、セッターを関から中川つかさに替えた。佐藤のバックアタックや石川のレフトからのスパイクが決まり、4連続得点で一時、2点差まで迫った。しかしブラジルにサーブで押され、日本の攻撃はブロックに阻まれる。セット終盤に再び流れを手放し、ブラジルのセットポイントから最後は相手エースの「ガビ」ことギマラエスに強打を打ち込まれた。