◆パ・リーグ 西武―ロッテ(7日・ベルーナD)
西武は打線が沈黙し、4月26日~5月3日以来の5連勝とはならず。連勝は4でストップした。
先発は24年ドラフト5位ルーキー右腕の篠原響投手(18)=福井工大福井=。初回の1球目、1軍デビュー初球は151キロをマークも、先頭の高部に左前安打、1死一塁から寺地に四球を与え2死一、二塁とされると、藤岡に中前適時打を浴びて先制を許す。4回2死一塁で佐藤に2ランを被弾すると、4回1死三塁では高部に中犠飛を打たれ4点目を失う。5回、1死一、三塁とされたところで西口監督が交代を告げ、降板となった。4回2/3を7安打4失点で、球団では99年の松坂大輔以来26年ぶりの高卒新人初登板初勝利とはならなかった。
打線は4点を追う4回に篠原の同期であるドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手が9号ソロを放ち1点を返したが、ロッテに逃げ切りを許した。