◆JERA セ・リーグ 阪神2―0広島(7日・甲子園

 優勝マジック1としていた阪神が7日、2023年以来、2年ぶり11度目(1リーグ時代4度を含む)のリーグ優勝を決めた。90年の巨人の9月8日を上回る2リーグ史上最速でのV決定。

就任1年目の藤川球児監督は球団創設90周年で初めて新人指揮官としてリーグ制覇を成し遂げた。

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【優勝監督インタビューの主な一問一答】

―新人監督での優勝は球団初。

「難しさは先ほど言いましたが、選手たちとの距離感。それからOBの皆様。僕は若いですから、今までたくさん、お世話になってきた先輩方から距離を置いて、グラウンドに没頭する形でずっと立ち続けたので。そのあたりはまたいつか先輩方に、戦うためだったのでお許し願いたいなと思いますね」

―スタッフ一丸での優勝。

「本当にそう思います。私は今年で1年目になりますけれども、これまでずっとタイガースで勤めてきて、ほんとにスタッフとして勤めるのも、コーチとして務めるのも、一番はご家族が大変な思いをしながらやってますから。今日この日を迎えられた。もうね、家族の皆さんのおかげだと思います。ほんとに最高ですね」

―史上最速の優勝。

「何が強かったかっていうことが、まだ分からない。

そのあたりが本当の強さだと思いますから。地味に見えるゲーム、1―0のようなゲームをしっかり、選手たちがコーチたちと連携を組んで、1つのアウトを取るために、本当に見えないところでいろんなことをやってくれました。本当に周りの皆さんのおかげで今ここに立ててますから。私はほとんど何もしてないですね」

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