駿河男児ボクシングジムの大畑俊平(24、飛龍高―東洋大)が14日、スーパーフェザー級8回戦で同級日本8位の英豪(25、LUSH緑)と対戦する。会場は今夏オープンした名古屋・IGアリーナ。

井上尚弥(32)、武居由樹(29)らの世界タイトル戦の前座として登場する。収容17000人を誇る、日本最大級の会場で「広すぎてお客さんとの距離を遠く感じるから、逆に緊張しないかも。動きが良くなると思います」と笑った。

 相手の英豪(中京高―駒大)は同学年。大学1年時の対戦では勝利している。それから6年。大畑は6勝1敗、英豪は5勝0敗と、ともにプロでの成績を順調に伸ばしてきた。前島正晃会長(46)は「大畑にとって分岐点となる試合です。勝てばタイトル戦も近づく」と期待する。

 現在4連勝中。「コンディションはめちゃいい。倒して勝ちたい」と大畑は闘志をのぞかせた。

「モンスター」井上尚弥を見に来る1万人を超えるファンに「面白い試合」を披露し、存在をアピールする。

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