大相撲秋場所(14日初日、両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が8日、国技館の相撲教習所で行われた。先場所をけがで休場の幕内・大栄翔(追手風)は、関脇・霧島(音羽山)らと計11番取り3勝8敗だった。
名古屋場所は「右腓腹筋断裂」で全休し、5場所連続で守った関脇から東前頭10枚目に番付を下げた。この日は一門外から参加の横綱・豊昇龍(立浪)にも指名され、4戦全敗だったが「横綱にも指名していただいたので良かった」と感謝した。患部の不安は完全には消えていないが、「今日の稽古で久々に関取衆の圧力と当たりを感じられた。ここからまたそういう気持ちでやっていきたい」と前を向いた。