◆ラグザス presents 第32回 WBSC U―18 野球ワールドカップ ▽スーパーラウンド 日本-米国(11日・沖縄セルラー那覇)
1次ラウンドA組を5戦全勝で1位通過した侍ジャパン高校日本代表は、11日のスーパーラウンド初戦でB組1位の強敵・米国と激突する。10日にはセルラー那覇の室内練習場で最終調整。
主将の阿部葉太外野手(横浜3年)は米国の速球派投手をイメージして、木製バットを振り抜いた。「ホテルで見ても、体が大きい選手が多いが、日本の野球をしっかりやっていきたい。走塁が日本のカギ」と足で攻略の糸口を見いだす決意を示した。
キーマンは全試合で1番打者の岡部飛雄馬内野手(敦賀気比3年)。5試合で7四球を選ぶなど出塁率はチームトップの6割8分4厘。盗塁は全体トップタイの5盗塁をマークする。小倉全由監督(68)も「1点差ゲームになる。足を絡めて、思い切ってサインを出せたら」と柔よく剛を制する覚悟だ。
末吉は「試合をしっかりつくることを心がけてマウンドに立ちたい。アメリカチームは体格もパワーも格が違うので、日本の技術を使って対抗していきたい」とコメント。ハイレベルな攻防が展開されることは必至だ。