競泳女子の池江璃花子(横浜ゴム)が11日、自身のインスタグラムを更新し、拠点を日本に戻すことを発表した。池江は2023年にオーストラリアに拠点を移し、マイケル・ボール・コーチに師事していた。

 「今秋から日本を拠点に戻すことを決めました。2023年の10月からオーストラリアのゴールドコーストに単身で行き、トレーニングを積んでいました。マイケルボールのチームで再び泳げた事と、大好きな仲間たちに出会うことができ、アスリートとしてとても強くなれた時間だったなと感じています。また、オーストラリアに行くという決断を応援してくださった方々に心から感謝を伝えたいです。これからまた日本での試合を始め、様々なところで活躍できるよう、頑張っていきたいと思います」とつづった。

 池江は昨夏のパリ五輪に個人では100メートルバタフライに出場し、準決勝敗退。今夏の世界選手権ではメダル獲得を目指したが、出場した50、100メートルの2種目とも決勝に進めず。帰国時には「自分の力を過信していた。50メートルでは戦えると自身もあったので、それが苦しめた結果になっちゃった。今の自分には自分を信じることはしない方が結果につながる」などと涙ながらに話していた。

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