9月14日の阪神6R・2歳新馬(ダート1800メートル)で初陣を迎えるパイロ産駒のウンナターシャ(牝、栗東・高柳大輔厩舎)は、今年の安田記念など、マイルG1・3勝を挙げるジャンタルマンタルの半妹にあたる良血馬だ。

 当初は6月にデビューするプランもあったが、態勢が整わず放牧へ。

帰厩後は丹念に乗り込まれている。先週はレースで手綱を執る松山が騎乗し、栗東・CWコースでしまい重点ながらラスト1ハロン11秒1(6ハロン86秒6)と鋭く伸びた。高柳大調教師は「1度入厩して、そのときは全然(調教で)動かなかったけど、再入厩してから良くなっている」と良化を感じ取る。

 馬体はまだ成長途上だが、仕上がりは万全。「体は増えないけど、動ける態勢にある。条件は合っていると思う」とトレーナーは初戦から好勝負を見込んだ。

編集部おすすめ