◆ラグザスpresents 第32回WBSC U―18野球ワールドカップ ▽スーパーラウンド 日本6x―5パナマ=延長9回タイブレーク=(12日・沖縄セルラー那覇)

 連覇を目指す日本が、スーパーラウンド(SR)2戦目でパナマとの死闘を制し、開幕7連勝で1位での決勝進出を決めた。14日に米国と対戦する。

2試合連続タイブレークの末に延長8回、4点差を追いつき、延長9回1死満塁、岡部飛雄馬(敦賀気比)のスクイズでサヨナラ勝ち。岡部は2戦連続V打。日本は1次Rから持ち越す2勝を含め、4勝0敗と首位をキープ。13日午後6時30分からは台湾戦に臨み、下重賢慎(健大高崎)が先発する。

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【パナマ戦記録メモ】

 ・U-18ワールドカップでの高校日本代表の4点差逆転勝ちは、2013年1次ラウンド第5戦のカナダ戦○7-5(1-5→最終7-5)以来、2度目の最大得点差タイの逆転勝ち。初戦から7連勝以上は、2013年7連勝、2015年8連勝と3度目となった。

 ・2004年以降、高校日本代表のU-18ワールドカップでのサヨナラ勝ちは、2022年1次ラウンド第3戦のパナマ戦(○5-4)以来、3度目。サヨナラスクイズは史上初。

 ・1大会2度、2試合連続のタイブレークでの勝利は初めて。

 ・2004年以降、高校日本代表投手のU-18ワールドカップでの2ケタ奪三振は、2019年SR・カナダ戦の奥川恭伸(星稜=18K)以来、14人目(16度目)となった。

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