◆イースタン・リーグ 巨人2―3DeNA(13日・Gタウン)
巨人のドラフト5位・宮原駿介投手が、6回から2番手で登板。1回無安打無失点、3奪三振の快投を披露した。
先頭の関根を147キロ直球、井上を134キロのカットボールで空振り三振に仕留めると、最後は高見沢を147キロ直球で斬って取り、相手打線を寄せ付けない投球。「左には結構投げやすい。インコースに突っ込めなかったのは、もったいなかった」とさらなる成長へ課題を口にした。
ルーキーイヤーの今季は8月16日に初めて1軍昇格し、本拠地・東京ドームで即登板。「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」がデビュー戦となり1回無失点の好投を見せた。8試合に登板して0勝0敗、防御率3・00の成績を残していたが、9日に出場選手登録を抹消。「(日程的に)変則的な動きが多かったので、コンディションを自分で整えられるようにならないといけない。しっかりベストパフォーマンスを出せるように」と、長期間遠征の大変さを実感した。
1軍で大きな手応えも得た左腕。「いいボールもあって通用していた。そこはネガティブにはなっていない。もう一回上がってCSも投げたい。