◆イースタン・リーグ 巨人2―3DeNA(13日・Gタウン)
巨人のフリアン・ティマ外野手が「4番・一塁」で先発出場。3安打1打点の活躍に加え、好守も披露し猛アピールした。
初回2死三塁で、カウント3―2からDeNAの先発・森唯が投じた内寄り141キロのツーシームを中前へ、強烈な打球ではじき返す先制適時打。「とにかく集中したことが結果につながった」。波に乗った助っ人は4回先頭で中前打、6回無死一塁で三塁内野安打を放ち8月16日の西武戦(同)以来、今季4度目の猛打賞をマーク。「足の上げる高さと手の位置を去年の形に戻した」と、試行錯誤を実らせた。
守備でも初回1死二塁で梶原が放った強烈な打球を好捕。「毎日学んで、徐々に良くなっている」と、一塁、三塁、外野と複数ポジションを守るため、日々守備練習にも汗を流す。
チームは2位・西武に11・5ゲーム差を付け、イースタン・首位を独走。「打撃も守備も常にトップでプレーする。チームに貢献して優勝したい」。無限の可能性を秘めるドミニカンは、さらなる成長へ前を向く。