◆ラグザスpresents 第32回WBSC U―18野球ワールドカップ ▽スーパーラウンド 米国7―0プエルトリコ(13日・沖縄セルラー那覇)

 米国はプエルトリコに快勝。試合後のエクスタイン監督は、14日に行われる日本との決勝に「ジャパンとの決勝になるだろうと思ってその準備をしてきた」と闘志をたぎらせた。

 11日の日本とのスーパーラウンド初戦では、延長8回タイブレークの末、2-6で敗れた。この回、9番の坂本慎太郎(関東第一)が2ストライクに追い込まれてからファウルで6球粘り、12球目で四球を選んだことに「素晴らしい打席だった。日本はリードを拡大することができたので、そこでゲームが決まったんじゃないかと思います」とプレーを称賛した。

 そしてその延長8回、日本が3点を入れ、なおも無死二塁。2番・藤森海斗が投犠打を試みると、一塁送球が藤森に直撃。藤森は二塁に進塁し、二塁走者は生還する一幕があった。エクスタイン監督は藤森が内側を走り、一塁手の守備を妨害したと主張し、審判への侮辱行為から退場になった。

 エクスタイン監督は「ルールブックを見ていただくと、ファウルラインの他に線がある。走者はそこを走らないとダメなんです。リプレーを見ていただくと、フェアのゾーンを走っていたわけなんですね。最終的にはWBSCにも認めてもらったんですよ」と自らの主張の正当性を強調した。

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