パ・リーグ 楽天4―6ロッテ(13日・楽天モバイル)

 9回1死満塁で代打出場した楽天・宗山塁内野手が、2点差に迫る中犠飛を放った。これが今季8本目の犠飛となり、1981年の巨人・原辰徳の7本を抜いて新人最多記録を更新。

「狙ってなかなか打てるものではないので」と話しながら、「フライを打てれば、内野ゴロより確実に点が入るケースもある。1番は(外野の)頭を越えてくれればと思うので、これからは長打になってくれればいい」と振り返った。

 代打での起用が少ないなか、横山の投じた初球の149キロ直球をたたいた。中堅への大きな当たりも安打にはならず、「当たりが弱かった。こういう場面で出るために、代打の人のすごさを感じました」。代打ならではの難しさも痛感した。この日の結果により、優勝の可能性が消滅。次に目指すCS圏内に向け、ドラ1ルーキーがチームの力になる。

編集部おすすめ