◆JERA セ・リーグ 巨人11×―10阪神(13日・東京ドーム)

 巨人は11―10で阪神に逆転サヨナラ勝ち。両チーム10得点以上の試合を制したのは、21年4月27日のヤクルト戦(14―11)以来。

このカードでは巨人の清原和博、阪神のクルーズがともに3本塁打、両軍合わせて26安打の乱打戦を15―10で勝った01年6月9日以来、24年ぶりだ。

 お互いに10点以上を取り合った試合で巨人の白星は、今回が18度目。このうちサヨナラ勝ちは、04年4月13日の中日戦(延長12回に阿部慎之助の押し出し四球で11―10)以来5度目。逆転サヨナラの一打で決着は初めて。

 得点の経過は巨人が0―3から6―3、阪神も3―6から10―6、そして再び巨人が逆転して11―10。3点差以上をひっくり返したのが両チーム合わせて3度あった。同様のケースは14年4月5日のヤクルト・阪神戦(ヤ0―3→6―3、神3―6→10―7、ヤ7―10→12―11)以来。巨人では初めての逆転劇になった。(阿部 大和)

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