◆バスケットボール・LEVANGA  CUP  レバンガ北海道100―83新竹(13日、北海きたえーる)

 B1レバンガ北海道のクラブ創設15周年を記念した「LEVANGA CUP2025」が13日、開幕した。レバンガ北海道は初戦で台湾の新竹と対戦し、100―83で勝利。

今季加入の日本代表SG富永啓生(24)が“ホームデビュー戦”で両チームトップの27得点と大暴れした。14日の決勝では、A千葉と対戦する。

 日本を代表するシューターが、2538人の観客を魅了した。3ポイント(P)シュート2本を含む27得点を記録。富永は「どんな試合でも自分らしさを出していかないといけない。そこを意識した。すごく気持ちよくプレーできた」と、汗を拭った。

 6日に大阪で行われたプレシーズンマッチを経て、レバンガの一員としては北海きたえーる初見参となった一戦。スタメン出場すると、第1クオーター(Q)2分11秒にあいさつ代わりの3Pシュートを成功。その後も連続で代名詞の3Pシュートを決めると、第1Qだけで15得点を挙げた。第2Qは、相手ファウルによるフリースローで得点を積み重ねたほか、ドライブでゴール下に切り込んでのシュートも決め、前半だけで25得点。後半は2得点にとどまり、「失速してしまった」と反省しながらも、シュート成功率77%で両チームトップの得点をたたき出した。

 Bリーグデビューまでの対外試合は、14日の決勝を含めて残り3戦。「3Qの出だしとか、40分完璧なゲームをできていないのが自分たちの課題。反省点を改善して、どんどんステップアップしたい」と、10月4日の開幕戦(対名古屋D)を見据えていた。(島山 知房)

編集部おすすめ