◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―6DeNA(13日・神宮)

 慣れ親しんだマウンドはやっぱりいい。明大での4年間で11勝を挙げた4年ぶりの神宮。

DeNAのドラ1右腕・竹田祐投手が輝いた。「(球場の)この匂いやなあと」。懐かしさを感じながらリズムよく投げ込んだ。

 150キロ前後の速球にカーブで緩急をつけて村上を3打席連続で空振り三振に仕留めた。6回で被安打5、1失点。「村上さんだけではなく他の打者にも有効でした。引き続き武器にしていきたい」。3勝目とともに新たな強みも手に入れた。神宮でのプロ初勝利にお立ち台で「自分を成長させてくれたグラウンドなので、プロになって勝ててよかったです」と笑みを浮かべた。

 チームは4カード連続の勝ち越しで借金を1に減らし、2位巨人とのゲーム差1を守った。14日からは本拠地で巨人との2連戦。「ウチはその日の相手に勝っていくしかない」と語気を強めた三浦監督。

一気に2位へ駆け上がる。

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