12月26日から神宮球場と横浜スタジアムで開催される「NPBジュニアトーナメント2025」に向け、7日にファイターズジュニアが本格始動しました。北海道内の5、6年生約350人の応募の中から精鋭16人が選出されました。

私は昨年に続きコーチとして、ベンチ入りさせていただきます。選手たちには大会までの約4か月、トップチームの新庄監督もおっしゃるように、野球を楽しみながら人間としても大きく成長してもらいたいなと思っています。

 その中で、ファイターズのユニホームを着る一員として、勝ちにこだわる姿勢は大事にしてほしいです。昨年は、決勝戦でホークスジュニアに1―5で敗れ、準優勝という悔しい結果に終わりました。今年のチーム結成時には選手たちから、「昨年以上の成績を残したい」という力強い声があがりました。ファイターズのユニホームの重みとプライドも感じながら、2011年以来の優勝を目指して、熱く戦ってほしいなと思います。

 ただ選手たちには、ここで選ばれたことは通過点と捉えてもらいたいです。子供の頃にファイターズのユニホームを着られるのは特別なことで、この経験を今後につなげてほしいと思います。選手たちが成長し、プロのユニホームを着て、再びエスコンに帰って来てくれたらこんなにもうれしいことはありません。トップチームへの憧れを強くする期間になればいいなと期待しています。

 くしくも新庄監督率いるトップチームも、ソフトバンクとの優勝争いを繰り広げる大航海の真っただ中です。ジュニアのメンバーも同じユニホームを着る乗組員として、負けるわけにはいきません。

昨年のリベンジを果たすべく、選手たちを全力でサポートしていきます!(谷口 雄也)

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