◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)
女子マラソンが国立競技場発着で、午前7時30分にスタートした。早大のサークル出身という異色の経歴をもつ小林香菜(大塚製薬)は、19キロ付近の給水ポイントでコースを間違えそうになるアクシデントがあったものの、20キロを日本勢トップの4位で通過する快走をみせた。
暑さ対策でスタートが30分繰り上がったものの、蒸し暑さの中での戦い。小林は白い帽子と、その下に入れた氷の入った袋を取り換えながら暑さ対策をした。小林が何度も帽子を取り換える様子に、TBS系中継に解説で出演の2004年アテネ五輪金メダリスト野口みずきさんは「手品みたいに次から次に帽子が出てくる…お腹らへんに入ってるんですか?」と素朴な疑問を口にした。するとコースを走るバイクから解説する金哲彦さんが「スペシャルドリンクの横に帽子が付いています」と説明していた。