◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)

 女子マラソンで、2度目の出場となった佐藤早也伽(積水化学)は2時間31分15秒で13位だった。

 序盤から遅れ苦しい展開。

なかなか順位を上げられず30番前後を追走したが、粘り強く走って中盤から徐々にペースアップ。25キロ過ぎで前を行く20番前後にいた安藤友香(しまむら)にも追いつき逆転。最後まで順位を上げ続け、意地を見せた。

 世界大会デビューとなった前回23年ブダペスト大会は「レースの雰囲気に飲まれてしまった部分が大きかった」と悔しい20位に終わった。

 3月の名古屋ウェイメンズマラソンで、自己ベストを1分以上も更新する2時間20分59秒をマークして代表に内定。2回目の世界舞台でのリベンジはならなかったものの、諦めない粘りの走りを日本のファンに見せた。

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