◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)
世界大会初出場の小林香菜(24)=大塚製薬=が、2時間28分50秒で7位入賞を果たした。日本女子としては2019年ドーハ大会7位の谷本観月以来、3大会6年ぶりの入賞となった。
◆小林 香菜(こばやし・かな)
▼生まれ 2001年4月4日、群馬・前橋市。24歳
▼名前の由来 4月生まれで、菜の花の季節だったから
▼サークル活動 「早稲田ホノルルマラソン完走会」は、4年時の12月のホノルルマラソンを完走することが最後の大イベント。ただ、同時期に大阪国際女子マラソンの出場が決まっていたため、断念。まだホノルルの完走はしていない
▼登山にも挑戦 大学時代は登山サークルの「山小屋研究会」にも所属。3180メートルの槍ケ岳や日本アルプスなども登頂した
▼競技歴 群馬・前橋三中1年時は水泳部に所属。駅伝練習などをきっかけに、2年時から陸上部に途中入部した。3年時は3000メートルで全国大会に出場。埼玉・早大本庄高に進んだが、結果を残すことはできず、早大ではサークルの「早稲田ホノルルマラソン完走会」に所属。3年時の大阪国際女子マラソンで2時間36分54秒をマークし、「ネクストヒロイン枠」で出場した24年大会は2時間29分44秒。昨年4月に実業団の大塚製薬に入部し、同12月の読売防府マラソンは2時間24分59秒をマークした