◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)
女子100メートル障害予選で、昨年のパリ五輪代表・福部真子(日本建設工業)が12秒92の5組4着。6組5着で12秒88をマークした中島ひとみ(長谷川体育施設)とともに、各組上位3人には入れなかったが、各組4位以下の中でタイム上位6人に入り15日の準決勝に進んだ。
福部は場内インタビューに応じた後、中継するTBS系のインタビューで準決勝進出を知らされ「ホントですか?え?え? やったー!」と驚き、大喜び。改めて「本当ですか?」と確認し「うそはつきません」と返されると「そうですね。失礼しました」と照れた。
アップでは海外の強豪選手を目にして「怖じ気づいてしまった」というが、スタジアムで自国開催の大歓声に迎えられ「くよくよなんかしてる場合じゃないな」と思い直し、準決勝進出をつかみとった。「準決勝では日本記録をしっかり狙っていけるように頑張りたい」と力強かった。