9月14日の阪神5R・2歳新馬(芝2000メートル=7頭立て)は、和田竜二騎手が乗った単勝3番人気のブルースカイブルー(牡2歳、栗東・平田修厩舎、父ハービンジャー)が2番手から4角を先頭で迎えると、2着馬との叩き合いで差し返して勝利した。鼻差の2着に1番人気のジャスティンルマン(クリストフ・ルメール騎手)が入り、さらに3馬身半差の3着に2番人気のプレイザリード(ジョアン・モレイラ騎手)が入った。
和田竜騎手は「(調教より)芝に行った方がいいと思っていた。攻め馬でも道中、ハミを取る馬で、レースとしては思い通り。この馬のきょうだいはしぶとく動くけど、瞬発的に動けない。スローだと動ける位置にいたかった。きょうだいの中では(重心が)起きている(バランスが取れている)し、しまいもしっかりしている。まだまだ先の馬ですが、ひとつ勝つことでつくり方も変わってくると思う」と評価した。
母のエマノンも管理していた平田調教師は「走る馬だと思っていた。この血統は手応えの割に伸び切れないところがあるけど、強い馬を相手にいい競馬をしてくれた。並ばれてから差し返して、いい根性をしている。ハービンジャーにハーツクライだから、距離は延びてもいい。楽しみな馬が出てきましたね。