◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 最終日(14日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)
プロ9年目の30歳、金沢志奈(クレスコ)が通算10アンダーで並んだ桑木志帆(大和ハウス工業)とのプレーオフを1ホール目で制し、ツアー初優勝を地元開催のメジャーで飾った。優勝賞金3600万円を獲得した。
プレーオフをパーでしのぎ決着。スタンドの歓声を受け止めながら、涙があふれた。見届けてくれた“師匠”の申ジエ(韓国)と抱き合うと「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、2人でうれし泣きに暮れた。
以下、金沢の優勝インタビュー。
―今の気持ち
「本当に本当に、うれしい気持ちでいっぱいです」
―4日間73ホール
「初日からたくさんのギャラリーの方が現地に足を運んでくださって、私が地元ということもあって、本当にたくさんのギャラリーのみなさんの声援のおかげで、73ホールを回りきることができました。本当にありがとうございました」
―ファンの顔を見て、申ジエの顔を見て、こみ上げるものが止まらなかった
「私も優勝したかったし、ファンのみなさんもずと待っていたと思うので、その応援に応えることができてうれしく思います。そして申ジエプロに、今までたくさんのことを教えていただいて、ここまで育てていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」
―今季何度も悔しい思いをした
「今年は優勝を逃してしまう試合が何試合か続いて本当に悔しかった。その悔しさもあって、今回この試合にかける思いが強くて、その悔しさを今日は晴らそうと思ってプレーしました」
―よく知る名門・大洗
「よく知っているコースだったので、うれしい気持ちもあり、難しさも知っているのでドキドキした気持ちがあって。そのなかで集中して4日間プレーすることができました」
―15番で並ばれた
「15番からは難しいホールが続くと思っていたので、なんとかここはボギーで収めようと。桑木志帆さんがいいプレーーをしていたので、私も刺激になって、攻めの姿勢を崩さずに最後まで戦えたと思います」
―初優勝がメジャー
「本当に優勝という目標を掲げてこれまでのゴルフ人生やってきて、それがメジャーだったというのはすごくうれしいこと。とにかく初優勝できてうれしく思います」
―ふるさとで初優勝。
「いつも応援ありがとうございます。この地元でメジャーという大会で優勝することができてとてもうれしく思います。みなさんの声援あってのことだと思います。本当にありがとうございます」