◆マリーゴールド「ドリーム・スターGP」(14日、後楽園ホール)観衆1260=満員=

 女子プロレス「マリーゴールド」は14日、後楽園ホールで最強で最高の女子レスラーを決める真夏のリーグ戦「ドリーム・スターGP」優勝決定戦を行った。

 優勝戦は、青野未来とビクトリア弓月が対戦し、青野が勝利し初優勝を飾った。

リーグ戦を制覇した青野は、試合後に林下詩美が持つワールド王座への初挑戦を表明した。さらに準優勝の弓月は、UN王者・桜井麻衣への初挑戦を要求した。

 共に決戦を10・26両国国技館に指定したが大会後、ロッシー小川代表は「2つのタイトルは、ほぼ決定」と明かした。両国大会のカードについて、最高峰の「ワールド王座戦」がメインになるのかを記者から問われ「まだカードが全部そろってないんで。メイン候補であることは確か」と未確定であることをほのめかした。

 これに「それ以外の候補も?」と問われると「そうですね。はい」と「ワールド王座戦」を超えるドリームマッチを構想していることをちらつかせ「団体の一番のベルトなんで、通常はメインになるという感じがします」と煙に巻いていた。

 10・26は、団体にとって2度目の両国国技館進出。前回の昨年7・13大会は、「WWE」スーパースターのイヨ・スカイが特別参戦。林下詩美と対戦し劇的な勝利を飾った。

 ◆9・14後楽園ホール全成績

 ▼「ドリーム・スターGP」優勝決定戦 時間無制限1本勝負

○青野未来(14分48秒 ワンセコンドEX→片エビ固め)ビクトリア弓月●

 ▼DREAM LEAGUE 15分1本勝負

○天麗皇希(4勝3敗=勝ち点8)(9分51秒 リングアウト)林下詩美(4勝2敗1分=勝ち点9)● 

△岩谷麻優(3勝1敗3分=勝ち点9)(15分時間切れ引き分け)ビクトリア弓月(4勝1敗2分=勝ち点10)△

○Maria(3勝4敗=勝ち点6)(4分46秒 垂直落下式ドライバー→片エビ固め)CHIAKI(1勝5敗1分)●

 ▼STAR LEAGUE公式戦 15分1本勝負

△青野未来(4勝1敗2分=勝ち点10)(15分時間切れ引き分け)桜井麻衣(4勝2敗1分=勝ち点9)△

 

 ▼同

○松井珠紗(4勝3敗=勝ち点8)(5分51秒 ヨーロピアン・クラッチ)野崎渚(3勝3敗1分=勝ち点7)●

 ▼同

△MIRAI(3勝2敗2分=勝ち点8)(5分11秒 両者リングアウト)ちゃんよた(2勝4敗1分=勝ち点5)△

 ▼同

○後藤智香(3勝3敗1分=勝ち点7)(7分12秒 GCS→片エビ固め)田中きずな(1勝6敗=勝ち点2)●

 ▼第0試合 8人タッグマッチ

○山岡聖怜、ハミングバード、南小桃、山﨑裕花(9分2秒 ジャーマンスープレックスホールド)石川奈青、勇気みなみ、橘渚●、メガトン

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