右肩痛からの復活を目指す巨人・近藤大亮投手が14日、ジャイアンツ球場で故障後初となるライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。

 カウント1―1から鈴木大、フルプとそれぞれ2打席対戦。

1打席目にストレートの四球を与えたものの、それ以降は見逃し三振、中飛、二飛に打ち取った。前日までの最速は136キロだったが、この日の最速は140キロ。「驚きました。絶対出ないと思っていたので。このけがしたあと冗談で言うくらいだった。バッターが立つと力が入りますね」と目を丸くした。

 オリックスから移籍2年目の今季、3月13日にソフトバンクとのオープン戦(みずほペイペイ)で7回に登板。投球練習中に違和感を覚え、続投するも最初の打者・ダウンズに初球を投じた際にけん板が断裂し、リハビリに取り組んでいた。

 けがから約半年で打者に投げられるまで回復。「ここで落ちたら意味がない。明日オフなので、次の日からしっかりとすぐこの状態に持って行けるように。強い球を投げられるように調整していこうと思います」と前を見据えた。

編集部おすすめ