◆LEVANGA CUP2025 ▽決勝 A千葉82―76レバンガ北海道(14日・北海きたえーる)
レバンガ北海道は、今季からB1に昇格するA千葉に敗れ、クラブ創設15周年を記念した「LEVANGA CUP2025」で準優勝に終わった。日本代表のSG富永啓生(24)は、第2クオーター(Q)序盤に負傷退場した。
今大会2戦連続でスタメン出場した富永は、試合開始直後から立て続けにシュートを決め、第1Qでいきなり14得点を挙げた。第2Q開始直後にもこの日5本目の3点シュートを決めたが、その後プレー中に左足首付近を気にする素振りを見せ、同Q2分11秒で交代。顔をしかめながら、ベンチに座ることなくロッカーに下がった。
得点源を欠いたレバンガ北海道は、富永が退場後に逆転を許した。後半は33得点と抑え込まれるなど課題を残したが、トーステン・ロイブルHCは「(富永は)シリアスな、長期のけがではない。このような状況でもチームはしっかり応えてくれた部分が多かった。チームとしていろいろなことを学べた」と振り返った。