同大、４季ぶり開幕白星　近大を後半突き放す　関西大学ラグビー
後半、勝ち越しトライを決める同大ＣＴＢ立川和樹（カメラ・田村　龍一） 画像（1枚）

◆関西大学ラグビーＡリーグ▽第１節　同大２９―１２近大（１４日・花園第２）

　リーグ優勝４８度の名門で、昨季６位の同大が２０２１年度以来、４季ぶりの開幕白星を挙げた。

　昨季３位の近大相手に１２―１２で前半を折り返し、後半３０分。

敵陣ゴール前正面で得たペナルティーキックからＰＧを狙わずスクラムを選択した。すかさずバックスに展開し、ＣＴＢ立川和樹（４年）＝天理＝が勝ち越しトライ。ロスタイムにはＦＷのモールでトライを挙げ、勝負を決めた。

　今季就任したＯＢの永山宜泉監督は「久しく開幕戦に勝てていなくて緊張していたなか、試合前から計画していた通りに進行し、何とか勝つことができました」と笑顔。２季連続で全国大学選手権出場を逃している同大が、復活への一歩を踏み出した。

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