カーリング ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦 最終日(14日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)

 ミラノ・コルティナ五輪最終予選への切符をかけた戦いは、フォルティウスがSC軽井沢クラブに6―5で勝利。通算3勝2敗とし、日本代表に内定した。

予選リーグでは2連敗スタートと初日から崖っぷちに立ったフォルティウスはその後2連勝し、プレーオフでロコ・ソラーレに勝利。決定戦でもSC軽井沢クに先勝されたが、再び2連勝で悲願の切符を勝ち取った。 

 1―0の第3E、相手のスキップ・上野美優がフォルティウスの石を使ったスーパーショットを決め、1―2のビハインド。それでも第5E、スキップ・吉村紗也香がNO3を作るドローショットを決めきって、4―2と逆転した。折り返した第6Eは、先攻のフォルティウスが相手に1点を取らせて4―3。次Eはブランクエンドとし、第8Eは1点を加えて5―3で残り2Eを迎えた。第9EはSC軽井沢クのスキップ・上野美が最後にドローショットを決めて2点。5―5で迎えた最終Eは、相手にスチールを許さず勝ちきった。

 前回北京五輪をかけた代表決定戦は、ロコ・ソラーレに連勝し王手をかけながらまさかの3連敗を喫したフォルティウス。4年を経て雪辱し、五輪最終予選に臨む。

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