大相撲秋場所初日(14日・両国国技館)

 大関昇進を目指す関脇・若隆景(荒汐)は、東前頭2枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)に押し出され、敗れた。伯桜鵬の強い押しに引いてしまい、一気に攻め込まれた。

 若隆景は、夏場所を小結で12勝、先場所を関脇で10勝。大関昇進の目安「三役で直近3場所33勝」には今場所11勝で到達する。22年春場所、12勝3敗で初優勝。大関の有力候補となったが、23年春場所で右膝に大けがを負い、幕下まで転落した。そこからはい上がって、再度、大関の番付を手にするところまでたどり着いた。「しっかり集中してやっていく」と話していたが、動きが硬かった。

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