◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)
男子400メートル予選で、3大会連続代表の中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒44の日本新記録をマークした。前回の2023年ブダペスト世界陸上で佐藤拳太郎(富士通)が出した44秒77を大幅に0秒33更新。
今季は春先から右脚のけがに苦しんだが、回復に専念しながら自身のペースで着実に復調。7月初旬の日本選手権で4位に入ると、8月に日本歴代3位となる44秒84をマークし、勢いを持って今大会に臨んだ。
22年オレゴン世界陸上では男子1600メートルリレーで4位入賞に貢献し、23年ブダペスト世界陸上では400メートルで準決勝進出した実力者。自国開催の大歓声を受け、さらなる飛躍を遂げる。