◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)

 男子400メートル3大会連続出場中の中島佑気ジョセフ(富士通)は、予選2組に登場し、これまでの日本記録、44秒77を0.33秒塗り替える44秒44の日本記録を更新して2着で準決勝進出を果たした。

 中島は2023年、2024年の日本選手権を連覇。

世界陸上では1991年東京大会の高野進以来34年ぶりの日本選手決勝進出への期待もかかる。

 レース後のインタビューは以下の通り。

 ―日本記録更新で予選突破

 「前半から落ち着いて、冷静に自分のレースに徹していこうと思いまして、世界の強豪たちが僕の組にそろっていたので、ハイペースになることは分かっていたんですけど、その中で惑わされずに自分のリズムとか感覚っていうのを信じて、ラストに備えて最後一気に行こうっていうプランだったので、本当に計画通り進んだと思います」

 ―東京、国立での新記録

 「もう会場の皆さんの歓声とか応援の声っていうのがずっと響いていて、ラストの100メートルもボルテージがすごく高くて、それに伴って僕のスピードも上がってった感覚があったので、本当にこの会場の雰囲気っていのがまた一役買ったなと思います」

 ―最後に一言

 「まずは予選は本当に準決勝いかにいいレーンを取るためのステップに過ぎないので、準決勝しっかり勝負するっていうところが今大会の目的であって、決勝に行くっていうところが、一番なので、そこに向けてもう一段階上げていきたいと思います」

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