◆世界陸上 第2日(14日、国立競技場)

 男子100メートル準決勝2組で、昨年のパリ五輪銀メダルのトンプソン(ジャマイカ)が9秒85の全体トップで、同日午後10時20分から行われる決勝に進んだ。

 22年まで自己ベストは10秒21だったが、昨年一気に9秒77まで縮めた勢い抜群の24歳。

 昨年のパリ五輪はライルズ(米国)に僅差で敗れて銀メダル。今大会で雪辱を果たす。

 日本勢は2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム(東レ)、元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)、初代表の守祐陽(大東大)が前日の予選で敗退。世界陸上では15年北京大会以来、五輪では同じ国立で行われた21年東京大会以来の日本勢全員が準決勝以上に進めなかった。

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