◆JERA セ・リーグ DeNA―巨人(14日・横浜スタジアム)

 巨人が5回に一挙6失点で逆転を許した。3点リードで迎えた4回。

1死から2番手・平内龍太が4連打を浴びて2失点し、1点差に詰め寄られた。なお1死二、三塁から登板した3番手・石川達也も同点適時打と押し出し四球で2失点。試合をひっくり返された。その後2死満塁からマウンドに上がった4番手・ケラーも筒香に2点タイムリーを浴びた。

 このゲームは先発・赤星優志が右肩痛のため初回1死も奪えず降板する緊急事態から始まった。二塁打、四死球で全ての塁が埋まった状況で登場したのが平内だった。無死満塁から4番のオースティンを二ゴロ併殺打、佐野を一ゴロに抑え、最少失点でここを切り抜けた。

 すると0―1で迎えた2回。DeNA先発・藤浪から打線が一挙4得点で逆転に成功した。20年ドラフト1位右腕で今季5年目を迎えた平内は、その裏を11球で3者凡退に片付けた。続く3回も無失点。1死から蝦名に左前打を許すも、桑原を一ゴロ併殺打に封じた。

懸命なロングリリーフを続けていたが、球数30を超えた4回に相手打線につかまった。石川、ケラーも踏ん張れなかった。

編集部おすすめ