大相撲 ▽秋場所初日(14日、東京・両国国技館)

 横綱・豊昇龍(立浪)が東前頭筆頭・玉鷲(片男波)を退け、白星発進した。立ち合いで低く当たると、玉鷲の引きに体勢を崩しかけたが残し、前のめりになりながらも渡し込みで土俵外に。

支度部屋では「勝って良かった。集中してやった。(体の反応は)いいと思う」と、表情を変えることなく振り返った。

 先場所は左足親指負傷のため横綱昇進後2度目の途中休場となった。巻き返しを期す昇進4場所目。八角理事長(元横綱・北勝海)は「これは大きい。いい立ち合いだった。稽古ができているから、左足も出ている。この立ち合いを15日間やること」と評価。豊昇龍は「今日は終わったので、しっかり一日一番、集中していきたい」と力を込めた。

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