◆JERAセ・リーグ 阪神0―1中日(14日・甲子園

 中日・大野雄大投手が8回4安打無失点の好投で、チームの連敗を3で止めた。自身は沢村賞に輝いた20年以来の2ケタ勝利となる10勝目。

4登板連続の白星で、5年ぶりの大台に乗せた。2回1死一、二塁のピンチをしのぐと、中盤も安定した投球。先取点をもらった直後の7回も3者凡退で終えた。9回は松山晋也投手が登板し、41セーブ目。試合前の時点でリーグトップだった巨人・マルティネスに並んだ。

 打線は12、13日の広島戦(マツダ)で2戦連続完封負け。この日も6回まで無得点と、好投手の才木に苦戦した。今季ワーストタイの25イニング連続無得点となったが、7回に先頭のボスラーの右翼線二塁打から1死三塁をつくり、石伊が右前に先制打。チームは優勝を決めた阪神に善戦しており、11勝10敗と勝利が先行した。

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