大相撲 ▽秋場所初日(14日、東京・両国国技館)

 東前頭2枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)が大関昇進に挑む関脇・若隆景(荒汐)を押し出し、白星スタートを切った。鋭い立ち合いから一気に走り、「若隆景関は下からの低さがある。

でも自分は自分。自分の角度で当たって足を運ぶように心掛けた」とうなずいた。

 支度部屋に戻ると、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)から「今日みたいな感じで足を出していけ」と激励を受けた。「自分が強くなるために、師匠の言葉を大事にしてこれからもやっていきたい」。自己最高位で臨む今場所も、師匠の教えを守って戦い抜く。

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