◆JERA セ・リーグ DeNA―巨人(14日・横浜)

 巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手がプロ初出場した。4点を追いかける7回の守備から遊撃で途中出場。

期待の19歳が待望のデビューを果たした。

 石塚は花咲徳栄から24年ドラフト1位で入団。広角に鋭い打球を打ち分ける大型内野手だ。ルーキーイヤーの今季はイースタン・リーグで主に遊撃や三塁を守り、54試合に出場。打率3割2分5厘、3本塁打、23打点をマークしている。選球眼も武器で、出塁率は4割2分5厘を誇る。

 チームは内野手にアクシデントが続出。吉川がこの日右脇腹痛で出場選手登録を抹消。門脇は右でん部痛で故障班に合流している。さらに増田大も前日13日の阪神戦(東京D)で左肩を痛めて、万全ではない。苦しい台所事情の中で、成長著しい19歳にチャンスが到来している。

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